私たち「みなみ調剤薬局」が加盟している国際薬剤師連盟(FIP)では、ある大切なことを教えています。それは、「健康は、病院や薬局の中だけで作られるものではない」ということです。
専門用語で「健康の社会的決定要因(SDH)」と言いますが、もっと簡単に言えば、「あなたの毎日の暮らしそのものが、健康を決めている」ということです。
例えば、糖尿病や高血圧の治療において、お薬を飲むことはもちろん大切です。しかし、それと同じくらい、あるいはそれ以上に大切なことがあります。
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食事: バランスの良い食事をとる余裕(経済的・時間的)があるか?
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環境: 安心して眠れる場所や、話し合える家族・友人がいるか?
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移動: 足腰が痛くて病院へ行くのが大変ではないか?
私たちがきにするのは「病気」だけではありません。「大阪で暮らすあなた自身」です。 もし、経済的な理由で食事療法が難しければ、高い食材を使わずにできる工夫を一緒に考えます(『糖尿病標準診療マニュアル』の活用)。 もし、足が悪くて通院が難しければ、オンライン診療や配送の活用を提案します(『オンライン診療指針』の活用)。 もし、孤独で不安なら、薬局でお話を聞くことも立派な「ケア」です。
「薬を渡して終わり」ではありません。あなたの生活の「困った」を少しでも減らすことで、薬の効果を最大限に引き出す。それが、世界標準(FIP)の薬剤師であり、そうなれるようにがんばりたいと思います。
