先日の日曜日、沢之町の休日診療所に勤務してきました。 来院患者さんはなんと100名超え。そのほとんどがインフルエンザB型でした。
「これは戦場やな……」と思いながら、ひたすら対応していました。
B型インフルエンザ、A型とどう違うの?
A型は高熱でドカンとくるイメージですが、B型は発熱が比較的ゆっくり始まり、「なんか体がだるいなあ」「お腹の調子も悪い…」という症状が特徴的です。吐き気・嘔吐・下痢を伴うこともあり、「風邪じゃなくてお腹の風邪かな?」と思っているうちにインフルエンザだった、というパターンが多いです。
子どもは特に要注意!
今回は子どもさんの患者さんもとても多く、改めて気を引き締めました。
来春から天下茶屋幼稚園の学校薬剤師を拝命することもあり、「これは人ごとではない!」と。しかも我が子も幼稚園児……完全に当事者です(笑)。
子どもに使えるお薬は限られており、解熱剤はアセトアミノフェン(カロナールなど)が基本です。ロキソニンやアスピリンは子どもには使用できません。「家に大人用の痛み止めがあるから」と飲ませてしまうのは絶対にNGです。
また、インフルエンザと解熱剤に関して、ジクロフェナク(ボルタレンなど)は子どもへの使用は禁忌ですのでご注意ください。
お家でできること
- とにかくこまめな水分補給(B型はお腹症状があるので脱水に注意)
- 部屋の湿度を50〜60%に保つ
- 解熱後も最低2日は安静に(登園・登校は症状が治まってから)
- タミフル・ゾフルーザなどの抗インフルエンザ薬は発症48時間以内に服用することが大切です
薬剤師より一言
市販の総合感冒薬を「とりあえず飲んどこ」とするご家庭も多いですが、インフルエンザには抗インフルエンザ薬が必要です。早めに医療機関を受診してください。
我が子がインフルエンザになったら……想像するだけで震えますが、そのときは薬剤師としてではなく、ただの「心配なお父さん」になる自信があります(笑)。
皆さまどうぞご自愛ください。手洗い・うがい・換気を忘れずに!
みなみ調剤薬局 管理薬剤師 南 勝起
