02日 6月 2026
いつも地域医療を支えていただきありがとうございます。西成区薬剤師会所属みなみ調剤薬局です。当薬局は、薬を「お渡しする場所」にとどまらず、患者さまの服薬を生活の場で継続的に見守る“かかりつけ薬局”として、先生の診療を薬局の側からお支えします。 先生は、こんなご経験はありませんか。 ▶...
20日 5月 2026
春の花粉症が落ち着くと、「もう大丈夫」と思いがちです。 でも、花粉の時期が終わったあとも、鼻水や鼻づまり、咳、耳の違和感が続く方は意外と多いです。 そんなとき、「まだ花粉かな?」で済ませず、一度耳鼻科で原因をはっきりさせることが大切です。 原因が分かれば、それに合った治療ができ、早く楽になれます。 ①...
02日 5月 2026
腎臓が悪いと言われた方へ ゴールデンウィークを安全に過ごすための食事と生活のポイント こんにちは。みなみ調剤薬局 管理薬剤師の南です。...
27日 4月 2026
毎日何十枚も処方せんを見ていると、正直に言います。 「この先生の処方せん、めちゃくちゃ助かる!」と思うものと、「先生……電話していいですか?」となるものがあります。 処方せんは、ただの薬リストではありません。 医師から薬剤師への"引き継ぎメモ"であり、患者さんが家で薬を使うための"取扱説明書"でもあります。...
14日 4月 2026
黄砂の影響かもしれません 春も後半に入ると、「花粉のピークは過ぎたはずなのに、まだ鼻水や鼻づまりがつらい」と感じる方が少なくありません。 実はこの時期、花粉だけでなく黄砂の影響が関係していることがあります[1][2]。...
16日 3月 2026
こんにちは。 みなみ調剤薬局の薬剤師、南です。 この4月から、天下茶屋幼稚園の学校薬剤師を務めることになりました。 実はこの幼稚園、 私自身が卒園した幼稚園でもあります。 当時の私は、薬剤師どころか 「将来の夢:恐竜」くらいのレベルでしたので、 まさか数十年後に薬剤師として関わることになるとは思ってもいませんでした。...
24日 2月 2026
先日の日曜日、沢之町の休日診療所に勤務してきました。 来院患者さんはなんと100名超え。そのほとんどがインフルエンザB型でした。 「これは戦場やな……」と思いながら、ひたすら対応していました。 B型インフルエンザ、A型とどう違うの?...
09日 2月 2026
選挙も終わり、大阪・関西万博の熱気も落ち着き、平穏な日々が戻って……きません。私たちの薬局の前だけ、なぜか交通革命が起きようとしています。 来る3月27日より、大阪メトロさんが運行する「オンデマンドバス」の新しい停留所として、なんと「みなみ調剤薬局前」が設置されることになりました! 「みなみ調剤薬局前」。...
31日 1月 2026
私たち「みなみ調剤薬局」が加盟している国際薬剤師連盟(FIP)では、ある大切なことを教えています。それは、「健康は、病院や薬局の中だけで作られるものではない」ということです。 専門用語で「健康の社会的決定要因(SDH)」と言いますが、もっと簡単に言えば、「あなたの毎日の暮らしそのものが、健康を決めている」ということです。...
19日 1月 2026
急に選挙になり世の中は騒がしいですが、今回の選挙の論点には全然なっていない医療制度について私の考えを述べたいと思います。世界に冠たる日本の「国民皆保険制度」。フリーアクセスと低負担で高度な医療を受けられるこの仕組みは、間違いなく日本の資産です。しかし、1961年の制度設計時と現在では、人口構造も疾病構造も劇的に変化しています。今、私たちに必要なのは、この資産を「壊す」ことではなく、現実を見据えて「再設計」することだと思います。 今回の選挙、そして近年の調剤報酬改定の議論を見るにつけ、私は現場の経営者として強い危機感を抱いています。それは、本質的な構造改革から目を背け、「分かりやすい敵(今回は小規模薬局や門前薬局)」を作って叩くことで、改革をやっている感を演出する風潮に対してです。 ここに、持続可能な医療制度への転換に必要な4つの視点のべてみます。 1. 「世代間仕送り」の透明化と覚悟 現行制度の最大の問題は、現役世代から高齢者への所得移転の構造が不透明であることです。「払った保険料が自分に返ってくる」という積立方式のような幻想を抱かせたまま、実態は現役世代が支える賦課方式で回っています。 本来、政治がなすべきは、この厳しい現実を国民に正直に説明することです。「どこまでを公助で負担し、どこからを自助(自己責任)とするか」。この痛みを伴う線引きの議論を選挙の票のために避けていては、すでに崩壊がはじまっている制度に拍車をかけます。 2. 「効率化」ではなく「優先順位(トリアージ)」の議論へ 「ムダを省けば財政は持つ」という理論はもはや通用しません。どの党も基本的には「医療制度は抜本的に変えずに今の制度を壊さず、効率化で乗り切る」路線。しかし、英国のNICE(国立医療技術評価機構)のように、費用対効果に基づいて保険適用の可否を決める「トリアージ」の議論を避けて通ることはできません。 日本ではこれを「命の選別」として忌避しますが、現実はどうでしょうか。薬価を無理に下げ続けた結果、不採算品の供給停止や限定出荷が相次ぎ、現場ではすでに「薬が届かない」という形での選別が起きています。なし崩し的な崩壊を防ぐためにも、正面から優先順位を議論すべきです。 3. 「治療」から「予防・健康投資」への構造転換 医療費の大半は、生活習慣病などの慢性疾患と終末期医療に集中しています。ここにメスを入れず、出口の調剤報酬だけをいじっても、まさに「焼け石に水」です。 本当に必要なのは、健康寿命を延ばすための予防医療への大胆な投資です。しかし、予防の成果が出るには10年、20年かかります。短期的な選挙サイクルで動く政治家にとってインセンティブが働きにくい領域ですが、こここそが国家百年の計です。 4. 小規模薬局叩きの「筋の悪さ」と地域の損失 最後に、昨今の調剤報酬改定に見られる「小規模薬局・門前薬局叩き」について苦言を呈します。 日本の医療機関の小規模分散構造(薬局6.3万、病院8,000、診療所10万以上)が非効率の一因であることは否定しません。しかし、今回の調剤報酬改定で考えると、数字で見ると分かりやすいんですが、 国民医療費:約48兆円(GDP比 約8%) 社会保障給付費:約135兆円(GDP比 約23%) 調剤医療費:約8.4兆円 薬局数:約6.3万軒 仮に今回の改定で調剤医療費3%削減できたとして(かなり強気な仮定)、 8.4兆円 × 3% = 約2,500億円 国民医療費48兆円に対して約0.5%。 つまり、どれだけ門前薬局を締め付けても、国民皆保険の延命にはほとんど寄与しない。削れるのは国家財政じゃなくて、現場の体力だけ。、全体への財政効果は極めて限定的であり、まさに誤差の範囲と言えます。(やってもやらなくても同じ) そのわずかな削減効果と引き換えに失われるのは、地域住民の顔が見え、細やかな服薬指導や在宅対応を行ってきた「地域医療の毛細血管」です。 本来必要なのは、個々の薬局を疲弊させることではなく、地域医療構想のような「面」でのグランドデザインを描き、機能分化と連携を促す前向きな再編です。 政治家の皆様、そして有権者の皆様。 「薬局を叩けば医療費が下がる」という安易なポピュリズムに惑わされず、痛みを伴うが真に必要な「制度再設計」を訴える党は基本的にはどもにもいないですがめげずに小さい声ですが発信していこうと思います。